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平沢淑子プロフィール
在パリ、前衛アーチスト
慶應義塾大学 独文科卒
NHKアナウンサーを経て1973年渡仏、画業に専念。
仏、米、日、カナダ、スイス、ロシア、エジプト他で個展21回
内、国立美術館公式展2回、国際グループ展出品多数。


著書:
「月時計のパリ」(講談社)
「日本の宗教儀式と米」共著(オックスフォード大学出版)
他エッセイー12編
画集「Yoshiko」ジョゼ・ピエール著(仏ソモジイ美術出版)


NHKの高名なアナウンサーであった平沢淑子は、1973年、日本をきっぱりと去った。
勇気を持って絵画の世界にのめりこみ、研鑽を積み、誠に真摯な情熱を育んだのは、20世紀の多くの芸術家と同じくパリであった。
平沢淑子のアートはスピリチュアルなフォルムを開拓していく。
初期にシュルレアリスム、特にマルセル・ドュシャンとの出会いは、彼女の美の追求に決定的なインパクトを与えた。
油彩の技術を深く習得し、水と光を反映させた無の追求は、形而上学的性格とスタイルを持つ。
彼女は、15世紀の日本の剣道の創始者、愛洲移香の末裔であるが、剣の一振りのような、鮮やかな筆さばきは、そこに起因があるようでもある。
1977年以降、国際的に各国で多くの大きな展示会を開いているが、フランス政府も、1978年に彼女の作品を買い取り、その作品、<ラ・マラーヌ>は、現在、パリ市近代美術館に所蔵されている。
画集より Somogy Edition d'Art