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パリで一番...
★ 古いブドウ畑

    パリで一番古いブドウ畑をご存知ですか?


 パリや近郊にワイン畑が出来たのはガロ・ロマン時代の281年以降。 11世紀にはベルヴィル(Belleville)、シャイヨ(Chaillot)、シャロンヌ (Charonne)モンマルトル(Montmartre)ピクプュス(Picpus)そしてヴォージ ュラー(Vaugirard)にワイン畑が有ったとの事。 その後、ワイン畑は増え続き、質より量の時代で、パリジャンに飲まれていた ようです。

 17世紀はそのお陰で酒場が大流行、18世紀には4万2千ヘクタールのワイン畑が有り、全盛だったとの事。
その頃から、パリに入るワインに課税されるようになり、市内のワイン料金は 高昇。そのせいで、酒場はパリの課税所外側、いわゆる城壁の外に繁栄したとの事です。 ちなみに、この当時モンマルトルはパリの郊外。
現在のシャンソニエ、パリで一番古いキャバレー、ラパン・アジールはモンマルトルがパリ市に併合された1860年以降に出来ました。

19世紀中旬発生した病気と、南フランスのワインがパリに入ってきた事で、 少しずつ衰退、1900年を前後してワイン畑をつぶしていき、パリ市内には ワイン畑が無くなってしまいました。

 1932年にパリ市は、モンマルトルの丘の1556平米の一角に2000本の 苗木、27品種のブドーを植えました。
 三年後に最初の収穫祭を行っていますが、味はまだまだと言ったところでした。

 1982年にはヴォージュラーの屠殺場跡にモ-リヨン(Morillon)ぶどー畑を作っています。もっともこの屠殺場はブドウ畑の跡に作られたものだったのですが。

 現在、パリには9箇所のぶどう畑が有り(モンマルトル、モリッヨン、ジョー ジュ・ブラッサンス公園、ベルシー公園、ベルヴィル公園等)、2310本のワインを毎年生産しています。

 その中でもモンマルトルのぶどう畑は、つぶされたガロ・ロマン時代のぶどう畑を再生したもので、一番古い場所の一つなのです。

この記事は、雑誌HISTORIA、”イル・ド・フランスの知られざる宝庫”、 パリの城壁サイトhttp://www.fortifs.org/ 等を参照しています。
【清野】