★ 超訳に挑戦 :

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No 055
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1) le nombre de meandres absurdes que les fleuves font pour passer sous tous les ponts m'a toujours etonne.
(すべての橋の下を通るために川がどれほど曲がりくねらなければならないか、常に驚嘆させられてきた )

2) les hommes ne seront pas vertueux  si on ne leur permet pas d'etre vicieux.
(人は悪癖をもつ自由がなければ、徳を実現できない)


☆ ちょっと解説
Proverbe、sentence、格言やことわざは、翻訳の中でも難しいですよね。
フランス語の意味を理解してからでないと日本語に出来ないのです。
ましてや、フランス語そのものが理解に苦しむ文章だったり、さまざまな意味に受け取られる場合はなおさらです。
 読む人や理解度によって、文章の意味が変わるのは、日本語を理解するのとまったく同じです。

  1)
でも、川が橋の下を通るのではなく、橋が川の上を通しているのですよね。
文章が論理的じゃないと感じさせるのはやはり日本語として感心できません。

"橋の下を流れる川が、想像の出来ないほど蛇行を繰り返してここに至るのにいつも驚嘆させられた"
と言う受け取り方をしても良いのですが、

”川がわざわざ蛇行を繰り返して全部の橋の下を通っていくのをいつも不思議に思っていた”
 としてみたら少しは意味が分かってくる。
子供の時から、”なぜ川がわざわざ馬鹿の様に蛇みたいにくにゃくにゃしてまで全部の橋の下を通っていくのかしらね”と疑問に思ってました。
と、文字通りの意味に受け取って、
”川が不条理なまで蛇行を繰り返し、全ての橋の下を通っていくのにいつも驚いていた”
...と、少し文学的に書き換えてみたら?

 もっとひねくって、本末転倒の意味を示唆していると思うのは考えすぎか?

2)
 悪徳有りて貞節有り。
 悪無くして善有らず。
 悪あり、故に善あり。
 悪徳なくして道徳有らず。
 悪人無くして善人有らず。
...と勝手に書き出して、好きなのを適当に選びましょう。



☆ ちょっと忠告
 翻訳は得てして独断に陥りやすいものです。
 間違えだらけの日本語でも、自分で意味が分かっていると、正しいものだと思い込んでしまいます。
 翻訳家は、必ず第三者に翻訳した文章を読んでもらいます。
 それが出来ない場合、3−4日後に、再度読み直しをします。
そうすると、自分の書いた文章が、自分で理解できない事に気が付くのです。


☆ Mon prof a dit 先生の言い草
 いつも言う事は同じと生徒が書き出した小学校の先生の言い草。
1. Attention, s'il vous plait
2. Ce n'est pas une excuse.
3. Ecoutez bien; je ne vais pas le repeter.
4. En francais, s'il vous plait.
 状況を想像しながら是非