★ 超訳に挑戦 :

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Quel est le contraire d'un cochon triste ?
Un porc tout gai. (Portugais)


MEGUさんより、
こんにちは、15歳のMEGUです。投稿の仕方が良くわかんないですぅ。
がんばります...。

cochon triste、つまり悲しい豚の反対ってなんだろね。
un porc tout gai陽気な豚、つまりポルトガル人よ。


☆ 同じく降参

”悲しい豚の反対は何?”
”愉快な豚。”

porc(ポール) tout(トゥー) gai(ゲー)
でPortugais(ポルトゲ)ポルトガル人になるのですが、日本語に直訳すると、
フランス語の面白みが無くなって、意味も通じません。
何が面白いのか全然分らないので超訳の登場になるのですが...
結論から言うと額面通りには訳せないのです。

ポルトガルに引っ掛けないといけないので、
こんなのは思い切って文章を変えてしまって、

ポルトガルの教会はなぜ先が尖っているの?
ポール尖るだから。
とか...

でも、これでもやはり無理がある。
ポールはどの国も尖っているもんね。

今回はやさしいフランス語でも
訳せないと言うことが理解出来れば20点です。
(ちなみにフランスの試験は20点満点です)


☆ちょっと蛇足
有名な英語の通訳がいたそうです。
もちろんすばらしい訳をする通訳が。
その人が演説の通訳をしていて、特殊なジョークが出た時に訳せなかった。
その時、”今のはジョークですので笑ってください”と言って、
会場全員を笑わせたそうです。

演説者曰く、今のジョークを訳せるとは聞きしに勝る通訳家だ、
と感心したとか。

->でもこれが超訳の真髄なのですよね。


☆ フランス語になった日本語

日本語がフランス語に定着した言葉は結構あります。
kimonoは古く16世紀終わりには使われていたようです。
geisyaは1880年代、kamikase(カミカズ/神風)はもちろん戦争中、
karateは思ったより遅く1960年にフランス語として使われています。
柔術(合気道、剣道、柔道、空手)などこちらで結構はやっていますが、そこでの用語はほとんど日本語です。
根付(netsuke)、つば(刀の)、掛け物(kakemono)、などは骨董品として専門家の間では日本語が使われています。
盆栽(bonsai/ボンザイ)、生け花、もブームで愛好家ではそのまま日本語で使われています。
禅(zen/ゼンヌ)はフランス語として認められてはいませんが、最近、頻繁に使われています。
畳(tatami)も中国製の布団や畳が売れ始め一般にも名前は良く知られています。


1)
tatamiz(s)e(タタミゼ)
japoniz(s)e(ジャポニゼ)

2)
Soyez zen
Restez zen

3)
japoniser
se japoniser

これらは日本語から派生した用法で、新語として定着し始めていますが、
答えが分るまでのお楽しみと言うことで、
皆さんならどう感じてどんな意味で使われていると思うか直感で是非


☆ 超訳の薦め

 MEGUさんへの回答として、
 超訳は額面通り訳せない文章を粉なして昇華して日本語にしちゃいます。
 完全に正しい翻訳はありえません。そして回答は幾通りも有ります。
 なぜなら言葉は生きていて、思想なのですから、相手が話した言葉をそのまま理解して忠実に伝達するのが難しいのと同じだからです。
フランス語をフランス語で理解してそれを日本語に置き換えるのが理想です。
そして原文に忠実で、かつ日本語でも理解できる様に訳せれば理想です。
 フランス語を日本語で理解しようとすると障害にぶつかります。
 なぜなら慣習や、言葉の背景がすでに異なるからです。
異なる環境を、異なる環境から見て理解する事にすでに無理があるからです。
 ここでは文法は扱いません。
 なぜなら文法は約束事の一つで、それだから言葉で意思疎通が出来るのですが、言い間違い、文法間違いは日常茶飯事だからです。
又その様な文章をここでは扱っているからなのです。
そして文法に頼ると文章の意味が見えなくなるのです。
 間違っても良いので、直感と嗅覚で訳してみてください。
間違えたら軌道修正をして行けば良いのです。
言葉の意味はそうやって掴んでいくものなのですから。